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一般社団法人 神戸市視覚障害者福祉協会へようこそ

兵庫県神戸市中央区橘通3丁目4番1号 市立総合福祉センター内(2階)
TEL 078-371-6245


私たちは神戸市内で視力にハンディキャップを抱えながら、お互いに助け合い、励まし合い、心の目を繋ぎながら、明日に・未来に向かって楽しく活動している法人認可を受けた団体です。

本文開始

神戸市視協会報 第102号


平成26年1月20日発行

一般社団法人 神戸市視覚障害者福祉協会


新年のご挨拶

会長 奥本 一夫


 みなさん 明けましておめでとうございます。
心あらたに新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。昨年一年は大変お世話になりありがとうございました。今年は「うま」年、心身一如という言葉もありますように、心身共に軽やかに活動できればと思っております。政治・経済的にはいろいろと法律が制定いたしましたが、実践するのは一人一人です。正しく判断していきたいものです。
 今年の夏ごろから総合福祉センターの建物が、耐震工事を始めます。
本会事務所は少し東に移動しなければなりません。みなさんには約2年程度ご不便をかけますがよろしくご了承下さい。又、工事道具などで玄関や廊下が利用しにくくなりますが、ご注意下さいますように。
この一年もどうかご支援・ご協力下さいますよう宜しくお願い申し上げます。


前会長 近藤敏郎氏を「偲ぶ会」

副会長 福井照久


 12月6日(金)今年5月25日に81歳で永眠されました近藤敏郎前会長の在りし日のご活躍を振り返りながら、又心よりご冥福をお祈りし多くの皆様とチサンホテルにおいて偲ぶ会を開催いたしました。会場の正面には花に囲まれた若き日のお写真が飾られ元気なころの歌声もテープで流されました。複数の方からのご挨拶やスピーチをお聞きする中で、近藤先生がこよなく音楽を愛され又私たちの市視協の発展に骨身を惜しまずご尽力されたかがひしひしと伝わって参りました。
いつも温厚でだじゃれが好きでだれにでも平等で、時には厳しかったそんな近藤敏郎氏のお姿や生き様は、いつまでもいつまでも私たちの心の中で生き続け、励ましてくださるような気がいたします。最後にみんなで「慈しみ深き」を合唱し、ご冥福をお祈りいたしました。


第3回神戸マラソン

11月17日(日) 岡崎明美氏(須磨区)が参加。完走されました。


本部事業の報告 

10月25日(金)第16回ジョギング&ウォーキング大会は、台風27号の影響で中止になりました。
11月 8 日(金)第51回芸能大会 (於)兵庫地下公会堂 
 延べ60名の出場者により午前と午後の部に分かれて行われました。
オープニングの前に市視協の女性部の踊りがあり、昼食の前にはコーラスがありました。とても良かったですね。私は、カラオケが好きですが、出場された方は、皆さん上手なのでびっくりしました。今回、いろんな方からお声を掛けていただき嬉しかったです。私はいろんな方と交流が出来る場所だと思いました。これからも楽しみにしております。最後に出場された皆さん、応援された皆さん、そしてスタッフの皆さんお疲れさまでした。


                  (灘区 坂東順治 記)


個人賞 優 勝 伊藤信子 (須磨区)
準優勝 佐藤一夫 (長田区)
3 位 岩野壽夫 (兵庫区)
会長賞 沖  博 (長田区)    
中山財団 久山和子・西岡良子 (北区)
審査員特別賞 今泉初子 (垂水区)

ふれあい交流会

 11月29日(金)昨年に引き続いて身体障害者団体連合会主催で第2回目のふれあい交流会が婦人会館において開催されました。さまざまな障害を抱える者たちが、アイディアを出し合い持てる力を結集して、秋の一日ステージいっぱいにパフォーマンスを繰り広げました。
本会からは小林紀代さんを中心としたグループが出場し、円熟したお琴と尺八の演奏ですばらしい美と和の世界に場内全体を魅了してくれました。健常者の来場も多くあり、互いの障害を理解し合える意義深いイベントとなりました。


(実行委員 福井照久 記)


各部の報告


青年部

部長 佐々木文孝


10月4日(金)プレクストーク 体験セミナー 参加者7名
 (於)総合福祉センター
 当日は、シナノケンシ(株)の方を迎えて、プレクストークとはどんなものか?どのようなことができるのかなど、きめこまかく指導していただきました。デイジー図書の読み体験や録音など、使いこなせば便利で楽しい情報端末なんだなーと感じました。みんな、熱心に聞き入っていました。


11月22日(金)盲青年社会見学 「川崎ワールド」 参加者8名
 当日はお天気に恵まれて、良い見学日よりでした。川崎ワールドは、日々の生活のなかで利用している新幹線や、飛行機のエンジン、オートバイ、船舶などが作られていて、すごい企業であることがあらためてわかりました。ここでは、われわれ視覚障害者には、貴重な体験をしました。バイクにまたがったり、新幹線の運転台にすわったり、また、飛行機のコックピットにすわり、離着陸のシュミレーションをしたり、水上スキーの体験など、みんな思う存分に楽しんでいました。
とくに、神戸空港からの飛行機の離着陸は、夜の夜景がきれいということで、好評でした。


老人部

部長 小谷 照子


11月29日(金)日帰り研修会「京都水族館」「梅小路蒸気機関車館」他
        参加者46名
 京都市水族館では、館内が種類によってゾーン別に分かれていて、時の経つのも忘れ、最後の「イルカショー」の三頭によるジャンプに始まりジャンプに終わる曲芸は、中間点で来場者の代表男女による握手に拍手喝采、また蒸気機関車館では往時を偲ぶ懐かしい車両に座り、展示してある蒸気機関車の汽笛を聞きながら昔話をしました。昼食場所の「月の蔵人」では、席が少人数に区切られていてどこに誰がいるのか、食前の挨拶ができなかったのが残念でした。


12月13日(金)第6回役員会 参加者11名 (於)総合福祉センター
 代議員総会の開始時間を変更しました。受付13時 開始13時30分


女性部

部長 折野八千代


10月17日(木)前期監査会並びに第3回支部長会
 (於)総合福祉センター


あはき部

部長 沖  博


11月29日(金)あはき役員会(廃針回収) (於) 総合福祉センター


音楽部

部長 小林 紀代


12月9日(月)歌の集い  参加者24名 (於)東部在宅センター
 師走のあわただしさの中! いつものように時田先生の伴奏とご指導のもと、皆さん楽しそうに歌われました。クリスマスソングなどもあり、ほんとうに楽しいひと時でした。


体育部

部長 岡崎 明美


11月3日(日)第15回兵庫県グランドソフトボール選手権大会  
 (於)大倉山球場
神戸市シニアチーム  準優勝 
神戸市ヤングチーム  3位
小雨の中、好プレー続出でした。


11月10日(日)第51回近畿視覚障害者卓球大会 (於)滋賀県
   (STTの部) 団体戦  1回戦 2:1 奈良に勝利
           個人戦  1回戦で敗退


各区の報告

(灘 区)

12月20日(金)落語鑑賞会 参加者 21名 (於)繁昌亭


(中央区) 

10月20日(日)秋の日帰り研修旅行 参加者19名 
         三田方面椎茸狩り・キリンビアパーク・弓削牧場
11月17日(日)役員会


(兵庫区) 

10月10日(木)文化部 認知症研修会 参加者 21名
10月18日(金)敬老治療奉仕
 (於)高齢者介護福祉センター 花みさき
11月22日(金)上半期監査会・第3回役員会


(北 区) 

11月 1日(金)カラオケ大会 (於)花とおじさん
11月22日(金)朗読会 (於)山の街甲緑センター
12月15日(日)中間監査会  (於)水口(店)


(長田区)

11月 1日(金)役員会
11月22日(金)老人部 カラオケの集い 参加者11名  
 (於)カラオケ喫茶「宝」
      楽しいひと時を過ごしました。


(須磨区)

10月10日(木)ふれあい学級 参加者4名  (於)西須磨小学校


(垂水区)

10月11日(金)師会合同役員会
11月22日(金)午前 役員会  
午後、第8回基礎から学ぶ料理教室 参加者11名 
レシピ「ハンバーグ」
12月19日(木)老人部懇談会 参加者10名 
 (於)苔谷公園コミュニティセンター 
午前は出前トーク「みんなで支える介護保険」。神戸市から担当者3名にお越しいただき、介護保険のしくみ、受けられるサービスなどについてお話を聞いた。午後はフリー懇談会とレクリエーション。


(西区)

11月22日(金) 役員会


その他の行事

11月10日(日)第16回全国視覚障害者囲碁大会 (於)大阪商業大学
日本視覚障害者囲碁普及会の主催で第16回全国大会が行われました。
北は北海道、南は四国から100名を超える視覚障害者が集い、熱い対局戦が交わされました。神戸教室からは10名の参加で次の方々が入賞しました。


初二段クラス 準優勝 高橋 勝幸
シングルクラス 第三位 田中 文雄
中級クラス 優 勝 土志田 武
準優勝 山本 正樹
敢闘賞 坂井 俊博 (灘区 池田 勇記)
11月12日(火) ヘルパー研修会 出席者37名 (於)総合福祉センター
去る8月30日(金)に行なわれた利用者の会の報告から始まり、福井副会長と菊井との寸劇により、守秘義務等の守るべき要点の確認を原点に研修、又代読・代筆の基本的なマナー等を学びました。

11月12日(火)ヘルパー研修会 出席者37名
 (於)総合福祉センター
去る8月30日(金)に行なわれた利用者の会の報告から始まり、福井副会長と菊井との寸劇により、守秘義務等の守るべき要点の確認を原点に研修、又代読・代筆の基本的なマナー等を学びました。


情報いろいろ

障害年金のお知らせ(視野の障害の認定基準が変わりました)

平成25年6月1日から眼の障害認定基準が改正され、視野の障害の2級の基準が一部追加されたため、今まで該当しなかった方が該当する可能性があります。
  改正前・・・両眼の視野が5度以内 (1/2視標)
  改正後追加・・・①両眼の視野が10度以内(1/4視標) ②中心10度以内の8方向の残存視野のそれぞれの角度の合計が56度以下(1/2視標)
  詳しくは年金事務所へお問い合わせください。


日盲連より「小額短期保険」のご案内

視覚障害者がなかなか保険に加入できないとの声が聞かれる中、このたび日盲連では、対象年齢が幅広く、代理記入も可能であるなど視覚障害者に配慮された保険(介護費用保障保険・死亡保険)として、セント・プラス小額短期保険株式会社の保険を取り扱うこととなりました。
 (特徴)
  ・対象年齢が幅広い(介護費用保障保険 60~100歳、死亡保険 60~85歳)
  ・一年契約で翌年以降継続が可能な「掛け捨て保険」である。
  ・代理記入による申込みが可能。
  ・ 医師による診断書が不要(簡単な告知は必要) 
   詳しくは、セント・プラス小額短期保険株式会社(電話0120-786-765)


盲人用具より        「PTN2 カバー装着時」

カセットテープが無くなります!
ポータブルレコーダーをご存知ですか。
 プレクストーク 

録音再生機 PTR2\85,000
再生専用機 PTN2\35,000
携帯型録音再生機 PTP1/リンク\85,000
携帯型録音再生機 PTP1\39,900

 音声ガイドで簡単操作、どなたでも安心して使えます。


神戸から始まった(27)

「大井肉店」

湊川神社の近くで現在も営業している大井肉店。明治4年の開店。日本の牛肉専門店の草分けである。創業者 岸田伊之助が、始めのうちは外国船への納入だけだったが、一般にも普及するようになって小売も始めた。明治35年には保存の利く「牛肉味噌漬」や「牛肉佃煮」を研究開発し、土産物用に全国販売した。当時のステンドグラス入りレストランは歴史的建造物として「博物館 明治村」に保存されている。


神戸市視協会報 第102号
発行日
平成26年1月20日
発行者
一般社団法人神戸市視覚障害者福祉協会
会  長  奥 本 一 夫
編集者
広報部長  坂 東 順 治
発行所
〒650-0016神戸市中央区橘通3丁目4-1
(市立総合福祉センター内)
TEL(078)371-6245
(078)341-2897
印刷所
イージープロ
盲人のための 国際シンボルマーク

【編集後記】                       

広報部長 坂東 順治


会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
2013年は、会報の発行に当たり、何かとご協力とご支援を頂きまして、編集委員一同厚くお礼を申し上げます。この2014年も、昨年以上に会員の皆様のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。最後になりますが、これからが寒さも本番になりますので、皆様健康管理には十分にお気をつけられましてお過ごし下さい。


新春川柳   席題「新年」

お雑煮の 餅数競う 友いずこ江口節男
お年玉 共に子が無く この辛さ江口浩子
大鳥居 腰が曲がって 歳が行く木村睦三
元旦を 祝うおとそで 顔ほてり築田たきの
お正月 家族そろって 賑やかに山崎春男
おいが来て うれしくも無い お正月渡邊充子
今年こそ ウマくいくよう 手を合わせ小谷忠志
馬券買い 大当たりして 初夢か小谷照子